僕が習った英会話教室の先生は、イギリス人で日本語のわからないハードコア・バード・オッチャーでした。どうやって僕のいるような日本の田舎で日本語が分からないのにやっていけるのか、不思議でしたが、どうやら日本人の奥さんがいるようでした。さて、タイトルのトラデッショナルですが、この言葉を使ったのは、彼の授業スタイルからです。
まるで、英会話の草分けのような授業スタイルでした。まず、初めの30分間は定員4人で5分くらいずつ考えてきたレポートを発表します。それに対して先生が、コメントをします。そして、残りの30分間で予習してきたテキストの朗読を先生がし、それに対して英語のテキストの和訳をしたもので、どうしてもわからないものについて質問をします。
結局4年くらい続けました。わからない文字の中にはオールドイングリッシュやフレンチ(フランス語)、作家が間違えた文字をわざと直さなかったものなどありました。とても有意義な4年間でした。